2021年3月15日
日商簿記3級試験に100点満点で合格することができました!
この記事では、満点合格までに私がしたことを紹介していきます!
クレアールの簿記3級講座を申し込み
まず、通信講座「クレアール」の簿記3級講座を申し込みました。
某有名Youtuberの方が紹介されておりまして、非常に分かりやすいとのことでしたので、モノは試しと言うことで。
私が申し込んだのは「3級パックWeb通信」
ちょうど割引セールをやっていて税込み「9,768円」でした。
申込をしてしばらくすると、以下の教材が届きました。
左から
①問題集
②テキストブック
③講義ノート
④過去問集
⑤問題集解答用紙
⑥テキスト解答用紙
相当なボリュームに大丈夫かなと若干の不安を覚えました、、、(笑)
これに、さらに簿記3級の範囲をカバーする講義動画約30時間分ほどがついてきます。
(一回の講義が大体30分、全部で60講義ほどあります)
勉強の手順
人によっていろいろとやり方はあると思うのですが、私は以下の順番で勉強していきました。
①講義ノートを開きながら動画を視聴する
講義ノートが動画講座のスライドを印刷したようなものになっています。
そこに講師の先生が説明してくれる内容のメモを赤ペンで書いて、重要な部分はマークしていきました。
3級の動画講座の講師は公認会計士の「山田 和宗」先生です。
話し方がおっとりしていて、たまにダジャレを言ってくれたり、失礼ながら、とっても見ていて可愛い先生です(笑)
勉強して疲れてくるのですが、そのほのぼの感に癒される、、、
②テキストブックの例題を解答用紙に解く
動画講義を見終わって一通り内容を理解した後は、テキストブックの例題を解いていきます。
基本的には動画講義で解説された問題なので、きちんと理解していれば解くことができます。
この時点でもしも解けなければ、動画が理解できていないということなので、もう一度見返したり、テキストブックの解説を読んで理解するようにします。
③一日置いてから問題集を解く
テキストブックの問題を解いたら、同じ単元の問題集を解きます。
ただし、私のやり方としては一日間を空けます。
人間の脳は一日経ったら40パーセント位忘れてます。
私の場合はたぶん60パーセントくらい忘れてます(笑)
だから、あえて一日間を空けて問題を解くことで、強制的に復習をして記憶に留めるようにします。
人間の脳は「忘れて思い出す」ことによって、短期記憶から長期記憶に記憶がぶち込まれます。
④ ②~③を2回繰り返す。
テキストと問題集は2週しました。
やっぱりいくら復習しながらやったとしても、最初の方にやってたところは忘れてしまいます。
仕分けは何度も繰り返すので覚えているのですが、意外に総勘定元帳への転記が分からなくなるんですよね。
簿記という学問は全体像が見えてくるまでは理解がしにくいので、2週目は絶対にやった方がいいと思います。
一度最後まで解き終えていると、「あ、これがあそこで使われているのか」という気付きが復習している時に出てくるので、より理解が深まります。
⑤理解が難しいところの動画を見返す
理解が難しいところは移動中に動画を流しっぱなしにしていました。
一度見た所なら、車での移動中なんかにも動画を流しておけば記憶の定着に役立ちます。
(危ないので画面を見てはいけません!)
試験2週間前からはずっと車の中で動画を流していました。
⑥過去問題集を3年分解く
仕上げに教材に付属している過去問を3年分解きました。
簿記3級の試験は大体似たような問題が毎回出ていますし、自分が理解できていないところを総チェックするために過去問をやることは必須です。
実は過去問演習の時点では一度も満点が取れなかったのですが、本番で満点を取れたのは、過去問演習で分からない所を潰していった成果だと思います。
この他にも、直前答練をしてクレアールに送って採点してもらうサービスもついていたのですが、時間の関係で私は利用しませんでした。
(少しもったいなかったかな、、、)
勉強時間の管理にオススメのアプリ
クレアールの講義を申し込んだ時、Studyplusというアプリの広告が入っていました。
勉強時間を管理できるアプリで、私はこれを使って勉強時間の記録を取ってモチベを維持していました。
こんな感じで勉強の記録を簡単に取ることができます。
11月から勉強をスタートしたのですが、受験直前の2月に追い込んだのがバレバレです、、、(汗)
大体80時間ほど勉強していたことになっていますが、移動時間中の動画視聴を含めればもう少し多かったように思います。
このStudyplusというアプリは、勉強開始前にストップウォッチのボタンを押して、勉強終了時にもう一度押すだけで自動で勉強時間を集計して記録してくれるので、勉強時間の管理をしたい人にはおすすめです!
まとめ
以上が、私が簿記3級を満点合格するまでに行ったことです。
私は個人投資家でもあるので、企業の決算書の理解の助けになればと簿記3級の勉強をスタートしましたが、決算書に書いてある内容が以前よりも深く理解できるようになりました。
例えば、「売掛金」「買掛金」「受取手形」「繰越利益剰余金」など、以前はあまり意味が分からず、なんとなくプラスとかマイナスとかの理解しか無かった用語の本質が理解できるようになりました。
簿記3級は書店で問題集などを買って練習するだけでも取得することはできますが、私のように資格そのものではなく、「資格に含まれる知識」を必要とする場合は、多少お金を払っても解説動画のある通信講座をおすすめします。
動画を見て、「なぜそういう勘定項目があるのか」ということまで十分理解して初めて、実用的な技術として簿記が役立つと思うからです。
投資家としてのさらなる成長を目指すなら、ぜひ簿記3級の取得を目指してみてください!